会長 挨拶
高瀬千賀子前会長を偲ぶ新会長挨拶
サセックス大学同窓会 新会長 井上健
サッセクス大学同窓会会員の皆様
2025年6月1日の同窓会総会において、同窓会会長に選出された井上健です。ご承知のように、前会長の高瀬千賀子さんが5月23日に心不全のため急逝されました。私は、1982-84年にサセックス大学IDSのM.Phil. Development Studiesの学生として留学していました。その時、初めて高瀬さんとお会いし、その後はお互いに国連の職員として、赴任地は異なっても世界各地で仕事をし、やはり同じころにリタイアして東京に戻ってきました。高瀬さんは、長年にわたって国連で活躍され、最後は国際連合地域開発センター(UNCRD)の所長を務められました。退官後は、大学で教鞭をとられたり、本同窓会を含むいろいろなNPOでボランティア活動をされたりしていました。彼女は、Cool head, warm heart を体現した優秀な国連職員であり、また素晴らしい友人でした。そんな彼女が67歳という若さで早逝されてしまったことが残念でなりません。私は、彼女のサセックス時代から親しかった友人として、彼女の遺志を継ぐしかないと考え、会長の職をお引き受けすることにした次第です。
私は、早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、上述したように、サッセクス大学IDSのM.Phil. Development Studiesのコースに参加しました。修士課程の最後に、ワシントンの世界銀行でコンサルタントとして働く機会があり、修士論文を大学と世銀の両方に提出しました。その後、短期間、東京の海外コンサルタンツ協会(ECFA)で勤務し、1985年から3年間、国連開発計(UNDP)のトリニダード・トバゴ事務所でJPOとして勤務しました。その後の経歴は、勤務機関とポストだけを記載すると、バンコクでカンボジア人道支援担当国連事務総長特別代表室のProgramme Officer, 国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)で Deputy Provincial Director, 国連ソマリア活動IIのRegional Humanitarian Affairs Officer, ジュネーブとボンで国連ボランティアのProgramme and Trust Fund Manager、国連コソボ暫定行政ミッション(UNMIK)のMunicipal Administrator, 東京でアジア生産性機構(APO)の工業部長、国連東ティモール統合ミッションの民主的ガバナンス・選挙部長、東京のJICAで民主的ガバナンス専門調査員などを歴任しました。2020年にこうしたフルタイムの仕事からリタイアした後は、国内外の大学で教えたり、様々なボランティア活動をしたりしています。
さて、本同窓会の会長に就任するにあたって、次のような活動をしていきたいと考えています。第一に、会員にとって楽しく役に立つ同窓会活動です。第二に、サセックス大学のことを日本でもっと知ってもらう活動です。具体的には、これまでもやってきた新留学生向けのオリエンテーションやサセックスサロンの充実、サセックス大学主催の大学説明会や交流会への一層の協力、同窓生の世代間交流事業の拡充などですが、そのほかにもよいアイデアがあれば、お知らせください。同窓会活動を皆で盛り上げていきたいものですね。どうぞ、よろしくお願いします。